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物流ニュース
グリーン物流パートナーシップ会議 三井倉庫ロジなど表彰
2013年1月15日
グリーン物流パートナーシップ会議は昨年12月11日、経産省商務流通保安審議官表彰と国交省政策統括審議官表彰の表彰式を行った。
杉田伸樹国交省政策統括官が三井倉庫ロジスティクス、シャープ、富士通パーソナルズの3社に、豊永厚志経産省審議官がパナホーム、筑波物流、西塚物流、マルミヤ、三岐通運、木戸口運輸、下田運輸、双葉運輸、九軌の9社に表彰状を授与した。
世話人を務める杉山武彦成城大学教授は「CO2排出削減をはじめとする環境問題への取り組みは益々重要性を増している。9月に決定した革新的エネルギー環境戦略を踏まえて来年以降、さらなるCO2排出削減を求められる可能性がある」と述べた。
続いて、受賞事例を発表。三井倉庫ロジスティクスの大橋康二氏が「家電メーカーと家電量販店の協力を得て家電物流のプラットフォームを作成。共配貨物で各倉庫から集荷した商品をクロスドックし、家電量販センターに輸送するシステムでCO2の排出を22.9トン削減し、削減率は40.6%を達成した」と説明。
パナホームの酒田陵二氏は、「物流センターと建設現場間にデポ拠点として〝ECOセンター〟を設立。物流センターからは集約部材を配送し、現場とECOセンター間の部材配送では帰り荷で廃棄物を回収。廃棄物は集約・分別してリサイクルとして排出し、CO2削減率31.7%を達成した」と述べた。
事例説明後は苦瀬博仁東京海洋大学海洋工学部教授が講評し、質疑応答を実施した。
◎関連リンク→ グリーン物流パートナーシップ会議この記事へのコメント
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