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物流ニュース
レンゴー 「ECフルオートパッケージングライン」を新提案
2022年9月30日
段ボールパッケージの最大手企業・レンゴー(大阪市北区)は9月13~16日に東京ビッグサイトで開催された国際物流総合展に出展、人手不足問題の解決に向けた梱包・発送業務の自動システム化「ECフルオートパッケージングライン」を発表した。
これは、段ボール板の組み立てから商品のピッキングと詰め込んで封をし、伝票を貼り付けて発送するまでをすべて自動で行い、無人化を実現したもの。同社のパッケージング部門包装システム推進本部企画開発部企画課プランナーの榎本匡宏担当課長は「レンゴーでは今までにも箱を作るとか封をするなどの機械はあったが、人を減らすには商品詰めの部分ではないかと考えた。そこで商品詰めのロボットを組み入れ、通販の発送ラインをフルオートでご提案した」と説明。
さらに「産業知能ロボット開発のMujinさんと連携することで発送までもが自動化できる。今回の展示でもMujinさんとコラボし、隣り合ったブース間を梱包した荷物がMujinさんのブースに流れ、ロボットアームが輸送用のカゴ車に積み込むという、完全無人のラインをお見せした」と話す。
レンゴーではこの省人化の提案のほか「最適包装」として、環境負荷低減のオール紙製緩衝封筒の自動包装機、通販イノベーションとして内容物の大きさに合わせて箱の高さなども調節し自動梱包する機械なども実演展示し注目されていた。レンゴーの機器は千葉県松戸市のショールームでも見ることが可能。
◎関連リンク→ レンゴー株式会社
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