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物流ニュース
オリンパス 相模原物流センターで自動梱包機を本格稼働
2025年5月7日
オリンパス(東京都八王子市)はこのほど、物流拠点である相模原物流センター(相模原市南区)に、レンゴー製の高さ可変自動梱包機「J―RexS(ジェイレックス)」を導入し、本格稼働を開始した。
J―RexSは、段ボールケースの底面積を規定サイズ内で自由に設計でき、梱包する商品の高さに合わせて自動切断・封かんを行う自動梱包機。刃物を使わない世界初の段ボール切断加工技術を採用し、梱包資材の使用量を最小限に抑えることで、貨物の輸送サイズを最適化し、輸送効率の向上やトラックの台数の削減を図る。
また、オリンパスは、梱包後の箱のサイズと重量を測定したデータを運送会社に自動送信する自動サイズ計測機も導入し、運送会社は荷受け時にサイズ・重量測定する作業が不要となる。
これらの製品導入で期待できる効果として、梱包作業や輸送業務の効率化、環境負荷の低減があげられる。
同社は「今回の高さ可変自動梱包機の本格稼働により、梱包プロセスの自動化が実現し、当初構想していた自動化計画が完成した」とし、今後について「当社が出荷する貨物容積を2023年比で17%削減することを目指すとともに、トラック台数の削減や作業時間の短縮などを実現し、24年問題解決に貢献していく」とコメントしている。
◎関連リンク→ オリンパス株式会社
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