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物流ニュース
ai&ai 軽貨物の協同組合設立、社会的地位の確立願う
2013年4月3日
軽自動車貨物輸送事業を展開するai&ai(北川英夫社長、東京都練馬区)は「アイ物流首都圏協同組合」を11月に設立した。創設メンバーは同社をメーンに関連会社6社でスタート。理事長を務める北川氏は「軽自動車運送は、需要は伸びているものの、届け出制なので誰でもすぐに開業できる。その分、ある日突然に廃業ということもあり、個人事業のイメージがまだ残っている。企業としての信頼を強化し、社会的地位を確立したかった。一事業者としてだけでなく、組合がバックにあることで顧客に安心感と信用が生まれる」と言う。
北川社長のモットーは「熱き心」。「意地でも顧客を満足させる」という気持ちで仕事に臨む。280人のドライバーを抱える同社だが、配車を行う社員は11人で、そのうち半分が営業も担当する。社員らは、現場の感覚が鈍らないよう1か月に最低でも1回はハンドルを握る。
顧客別に業務システムやマニュアルを作り、同行指導を行ってドライバーに委託するが、数年経つと現場のマニュアルは時代のニーズに沿って少しずつ変化していることがある。「〝今〟の〝当たり前〟に常に敏感でなくてはいけない。現場に出ないとそれがわからず、サービス内容が古くなってしまう」と話す。
組合設立について「3年後には官公需の仕事獲得を目指したい」と語った。
◎関連リンク→ 株式会社ai&aiこの記事へのコメント
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