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製品・IT
マーストーケンソリューション 一括検品などに活用
2013年4月4日
マーストーケンソリューション(東京都新宿区)は、最新のRFIDソリューションからバーコード・二次元コードに関する機器開発に至るまで、トータルに自動認識技術を提供している。据え置きタイプからドライバー端末まで、幅広いラインアップが特長。
現在、多くのニーズが寄せられているのが、昨年7月に施行されたUHF帯の新周波数帯(920MHz帯)に対応したハンディターミナル「IUー9061」だ。「新周波数帯の施行を待ってから新機器の導入を決めるユーザーが多かった」(営業企画室の村岡聡室長)とし、同製品への期待が高かったことを説明。UHF帯の特長を最大限に生かし、ロングレンジでの一括読み取りに優れている。同室長は、「倉庫ではカゴ車やコンテナの管理、一括検品や棚卸しなど、幅広いシーンでご活用いただける」と話す。
本体画面には3.5インチの大型タッチパネル液晶を搭載し、見やすさと使いやすさに配慮が施されている。また、拡張バッテリーを装着すると、連続18時間の使用も可能になるなど、現場の使い勝手を追求した作りとなっている。同製品は、本体、アダプターやケーブル、バッテリー、ガングリップ、拡張バッテリーなど、利用に必要となる付属品も全て含まれた「標準セット」で1台35万円。
また、ハードウェアだけでなく、システムの提供も行っている。パッケージで好評なのが、「簡単在庫管理システム」。「PDA端末にSDカードを挿入するだけでシステムの導入が可能」という手軽さが特長。価格は12万円、棚卸し機能を追加しても20万円。手ごろな価格が高い評価を獲得している。
「難しい機能は持たせず、物流管理業務に必要な入荷、保管、出荷の管理に特化した」という。開発の基本にあるのは「ユーザーのニーズを見つけて、付加価値のあるものを提供していきたい」という姿勢だ。確かな技術力と、現場での経験を武器に「今後も、特色を出していきたい」としている。
◎関連リンク→ 株式会社マーストーケンソリューション -
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