-
物流ニュース
阪神高速など4団体 交通需要軽減キャンペーンを実施
2023年2月1日
国土交通省近畿地方整備局及び近畿運輸局、兵庫県警察並びに阪神高速では、平成13年から国道43号・阪神高速3号神戸線沿道の環境改善のため、阪神高速5号湾岸線への迂回を呼びかける「交通需要軽減キャンペーン」を実施しており、今年度も2月1日から28日までの1か月間にわたり実施される。
湾岸線利用は、国道43号・3号神戸線と比べて渋滞が少なく走行もスムーズで、また「環境ロードプライシング」を利用すれば、ETC無線利用により特大車・大型車の料金が割安に、さらに中型車についても事前登録することで割引が受けられる。対象区間は六甲アイランド北・住吉浜から天保山。天保山より西の区間なら原則30%割引、大阪市内方面/りんくう方面でも原則10%または15%割引となる(鳴尾浜より西の区間を通行しない場合は割引対象外)。
環境ロードプライシングは、最大3割引という点だけでなく、沿道環境にも優しいなどのメリットもある。排ガスの量が多くなるのは、車の発進時や低速度での走行時であり、混雑の少ない5号湾岸線は他の道路よりも速く安定した速度で走行できるので、NOxやCO2などの排出量を少なくし、環境への影響を軽減できる。さらに、5号湾岸線は制限速度が80キロで、国道43号や3号神戸線に比べ渋滞が少ないので、より確実性の高い運送計画を立てることも可能となる。
◎関連リンク→ 阪神高速道路株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ