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物流ニュース
物流連新年賀詞交換会 海コン混乱の解消を報告
2023年3月2日
日本物流団体連合会(物流連、池田潤一郎会長)は1月24日、都内ホテルで令和5年の「新年賀詞交換会」を開催した。
開会にあたり池田会長は「昨年はコロナに加えロシアのウクライナ侵攻等により、我々物流業者もその影響を直接受けて翻弄された一年だったが、厳しい環境下でも業界の皆さま方はしっかりと対応し、日本や世界の経済を支えるため関係者一同頑張ってきたと思う」と述べ、約一昨年前からの海上コンテナに関しては「混乱は完全に解消している」と報告した。
来賓あいさつは古川康国交大臣政務官と豊田俊郎国土交通副大臣が行い、豊田副大臣は「国交省では経産省および農水省と共同で昨秋から検討会を開催しており、先週、中間とりまとめ案を示した。引き続き関係省庁等々へ連絡をして議論を深め、持続可能な物流の実現に向けて取り組んでいく」と述べた。
乾杯のあいさつを行った渡邉健二副会長は「2030年には約9億トンの荷物がトラックの輸送から外れる計算。これだけ需給バランスが崩れて来れば黙っていても、間違いなく運賃は上がってくる。するとお客さんは海や鉄道、空など別の方法を考える。我々物流業者は、その時の落としどころをどうするかを考えなくてはいけない」と述べ、労働人口に関しても将来を数値的に計算、物流の未来予想図を語ったのち、乾杯の発声を行った。会場には歴代の会長等も参列し、親交を深めると共に多くの情報交換が行われた。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本物流団体連合会
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