三重執鬼（三重県鈴鹿市）と宝輪（同）はこのほど、「三重のサステナブル経営アワード」の県内８社に選ばれ、２月７日に三重県庁で行われた表彰式に三重執鬼代表の寺田忍氏、宝輪専務の三島典祐氏が出席して一見勝之知事から表彰状を受け取った。

同アワードは平成２６年４月に施行された「三重県中小企業・小規模企業振興条例」に基づき今年度から創設された制度で、県内において優れた経営を実践している中小企業の魅力発信を支援していくことなどが目的。

表彰に先駆けては一見知事が言葉を述べ、「今回の受賞を発信してもらい、多くの働き手の確保につなげていただきたい」との考えを示した。

受賞について、三重執鬼の寺田氏は「大変光栄で、今までやってきたことが評価されたと思うと励みになる。今後に向けても良い弾みになると良い」と前向きにコメント。また宝輪の三島氏は「我々の取り組みが間違っていなかったということを確認させてもらった。当社は創業５５年だが、これからも１００年、２００年とサステナブルな経営に取り組んで地域社会の貢献に寄与していきたい」と力強く語った。

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