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物流ニュース
三井倉庫 持株会社制に移行、三井倉庫ホールディングスへ
2013年12月3日
三井倉庫(藤岡圭社長、東京都港区)は11月12日に取締役会を開き、持株会社制移行を発表。13日の記者説明会で詳細を語った。
藤岡社長は「グループ会社も含め今の倍以上の会社に成長するために、それぞれの事業領域を明確にし、グループ全体最適を求め、各事業を独立会社化して自立・自律成長をスピーディに行う。中期経営計画『MOVE2013』に更に遠心力的勢いを加えていきたい」と述べた。
同社は「三井倉庫ホールディングス」と社名変更し、グループ全体のリーダーとして各グループ会社のスピード調整とサポートを行う。不動産事業を包括し年間100億円程度の売り上げを目指す。
構図としては、この下に倉庫業、港湾・運送事業を行う三井倉庫(新会社)、MITSUI─SOKO INTERNATIONAL、三井倉庫ロジスティクス、三井倉庫エクスプレス、三井倉庫ビジネストラストの5社が連なり、グループ全体で約1800億円の売り上げを目指す。
藤岡社長は具体的な施策として「原価を低減し業務プロセスの見直しで価格競争力を強化。効果額は利益として約30億円を見込む。海外施設や関西のヘルスケア拠点の拡充など成長分野の拠点整備・設置に約170億円を投資し、約8億円の効果を狙う。新規ビジネスは拡大し約10億円の効果額を目指す」と説明。
5、6月に取締役会、株主総会を開き詳細決定および定款変更承認を行い、10月1日に持株会社制に移行する予定。
◎関連リンク→ 三井倉庫株式会社この記事へのコメント
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