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物流ニュース
高速料金 大口・多頻度、最大4割引に
2013年12月23日
東日本、中日本、西日本の高速道路3社(NEXCO)は11月23日、4月から実施する高速道路の新たな料金割引案を発表。
新たな割引案では、現行の通勤割引(平日のほか土・日・祝日も実施中)に代わるものとして、平日のみの「平日朝夕割引」を設定。割引対象は、ETCシステムで地方の高速道路を通行し、平日の朝夕(午前6時~同9時、午後5時~同8時)の時間帯に料金所を通る全車種(最大100キロ走行分まで)で、最大5割引。「ETCクレジットカードまたは同パーソナルカードに事前登録した者に限り」適用。また月当たり利用回数などの要件を満たした場合に、「後日割引相当分」を返還する形にする。
マイレージ割引は継続。対象はETCで通行する全車種だが、最大割引率は現行の13.8%から9.1%に引き下げる。
大口・多頻度割引は物流対策として継続。ETCコーポレートカード利用者に限り、車両単位割引率30%+契約単位割引率10%で最大40%の割引率となり、現行の30%から拡大する。
深夜割引は、深夜(午前0時~同4時)に通行する全車種を対象に継続するが、割引率は5割引から3割引に縮小。
今後は、高速道路各社が今月中に大枠の中身を決め、新たな料金案をパブリックコメントなどで改めて公表。年度内には国に事業許可として申請し、認可を受けることになる。この記事へのコメント
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