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    パスコ・エクスプレス ユニフォームで環境に配慮

    2014年5月1日

     
     
     

     「環境への基本理念は、敷島製パンのDNAを受け継いでいる」。そう語るのは、「提案力と行動力をもって、安心で環境にやさしい物流システム」を提供するパスコ・エクスプレス(愛知県犬山市)の田邉好彦社長だ。
     同社は、親会社で「Pasco」ブランドを展開する敷島製パンの物流子会社として2007年に創業された。地球環境の保護は物流事業者の当然の社会的責任と捉え、環境に配慮した物流サービスを通じて、地球環境の保全と環境負荷の低減、健康的な生活環境のための活動に積極的かつ真摯に取り組んでいる。また、パン業界の主流だった自社配送から共同配送へ、いち早くシフトチェンジし、環境にやさしい企業として注目されている。


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     具体的な取り組みとして、「リサイクルユニフォーム」を導入している。一般的なリサイクルは回収後、焼却することで燃料として再利用するが、ユニフォームに使用されている素材は製品を分解してポリエステルの原料に戻し、新たな繊維からウェアに生まれ変わるケミカル(新原料)リサイクルと呼ばれるものである。
     利点は、(1)資源の節約(2)ゴミが出ない(3)二酸化炭素の排出量削減、である。また、共同配送を円滑に進めるために幅広い荷主からの業務を受託できる体制作りを重視し、デザインも一新した。使い易さを重視することで安全性や動作性が向上。縫い目の反射材は深夜作業時の視認性も確保している。
     事業サポート本部長の江口和典氏は「ユニフォーム作製はコストがかかるが、環境への理念やドライバーの安全面、作業効率などを考えると、導入した意味は十分にあったと思う」と話す。さらに、「パスコ・エクスプレスのカラーである黒・白・赤をモチーフにしたデザインが好評を得ている。ドライバー不足の現状で、女性や若年層が『あのユニフォームを着て仕事をやりたい』と思っていただければ」とイメージアップを図る狙いもある。
     「物流会社としては7年目と日は浅いが、環境への取り組みは敷島製パンの基本理念とノウハウがある。今後は、さらに共同配送を推進し、物流の効率化と環境への負担軽減に努めていきたい。それが物流業に携わる者の使命と考える」と田邉社長は力強く語る。
    ◎関連リンク→ 株式会社パスコ・エクスプレス

     
     
     
     

    この記事へのコメント

     
    1. 元社員 says:

      こんにちはです。エキスプレスのスタッフの皆さん私は以前エキスプレスに勤務していた者です。自員不足です。人入れてください宜しくお願いします。

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