【神奈川】トラック輸送における取引環境・労働時間改善神奈川県地方協議会が主催する「２０２４年問題セミナー　国民生活・経済活動を支えるために!!」が１１月２７日、横浜市で開催された。運送事業者のほか、多くの荷主企業が会場及びオンラインで参加した。

第一部は国交省、厚労省、農林水産賞、経産省の担当者が登壇。各行政機関の取り組みが紹介された。

第二部は荷主とトラック運送事業者によるパネルディスカッションが行われた。ＮＸ総合研究所の大島弘明氏がファシリテーターを務め、荷主として川村豊彦氏（Ｍｅｉｊｉ　Ｓｅｉｋａファルマテック）、齋藤雅之氏（カスミ）が登壇。運送事業者として、近藤智平氏（夏島運輸）、末松晴美氏（平成通商）が登壇した。

閉会にあたって、神ト協の吉田修一会長があいさつし、運送業界が支える世の中の「あたりまえ」にふれた。２０２４年問題への対応について、「最後に踏み出すのは事業者やそれを受けていただく荷主の皆さん。ここで最初の一歩を踏み出すことが、この問題を解決する大きな一歩になる」と述べた。