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物流ニュース
一般市民にも広く啓発「京都物流グリーン化プロジェクト」
2014年8月9日
近畿スマートエコ・ロジ協議会京都部会は8月8日、京都物流グリーン化プロジェクト・平成26年度第1回会議を開催した。
冒頭、近畿運輸局自動車交通部の阿部竜矢部長が、「京都、特に南部地域は高速道路網が非常に発達しており、物流流通拠点の整備も進んでいる。近畿における一つの物流の核となりつつある地域と言える。このような地域での物流の低炭素化、低公害化を進めることで、全国のモデルとなるという目標のもと、賛同いただいた自治体、事業者、関係団体の皆様が集まり、このプロジェクトが立ち上がった。活発な議論を行い、一つの全国のモデルとなり成果を出せるようご協力お願いしたい」と述べた。
第1部の基調講演は、東京工業大学ソリューション研究機構特任教授で天然ガス自動車アカデミー発起人の金谷年展氏が「グリーン化国土強靭化時代における天然ガス自動車と天然ガススタンドの重要な役割とは?」と題し、国が進めている国土強靭化政策やレリジエンス時代のエネルギーシステムなどについて講演した。
第2部では、今年度の取り組みについて各企業や自治体が現在の取り組みを発表し、関係者との協議で「ロードマップ」の作成が決定した。参画主体別の意見を東京五輪が開かれる2020年まで吸い上げ、今後具体的に取り組むべき内容をまとめていく方針。
また、2015年大型天然ガストラックの市場投入を踏まえた普及策の検討や、部会関係者が連携してのセミナー開催などを行い、一般市民にも広く啓発活動を行うとした。この記事へのコメント
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