-
物流ニュース
三井不動産 宮城県名取市に物流施設、首都圏と東北圏をつなぐ
2024年5月30日
三井不動産は5月24日、宮城県名取市に「三井不動産ロジスティクスパーク仙台名取I(MFLP 仙台名取Ⅰ)が4月30日に竣工したと発表した。同社にとっては東北圏で初の物流施設となる。
同施設は、仙台東部道路「名取中央スマートIC」から約900mで、国道4号からも近い。東北6県のハブ拠点となる好立地で、首都圏と東北圏を繋ぐ「中継輸送」拠点としての活用や東北各県への足元配送にも適している。仙台港や仙台国際空港へのアクセスにも優れており、2024年問題への対応として、多くの企業が首都圏と東北圏の間の配送拠点の再編や「中継輸送」拠点を検討するニーズに応える。
地上4階建ての鉄骨造りで延べ床面積は4万5072平方m。トラックバースは40フィートコンテナ車両に対応するほか、1階倉庫床の積載荷重は1平方m当たり2トン(他フロアは1.5トン)で、有効天井高は5.6m以上(2階のみ7.2m)と、さまざまな保管ニーズに対応する。休憩時にリフレッシュできるラウンジを2か所に設置し、24時間無人コンビニ、ドライバー休憩所なども導入。快適で働きやすい環境を提供する。
ドライバーの荷待ち時間削減に寄与するため、Hacobu(佐々木太郎社長、東京都港区)の「MOVO Berth」(バース予約システム)を採用。今後、同システムにトラック車番認証システムを連携させ、トラック入庫の事前把握と準備によるドライバー業務の一層の効率化を支援していくという。
◎関連リンク→ 三井不動産株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ