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物流ニュース
JILS ロジスティクス全国大会2014開催
2014年11月11日
JILS(西田厚聰会長)は10月21、22の両日、「ロジスティクス全国大会2014~これからのロジスティクスのあるべき姿~」を開催。同大会は毎年10月に実施している「ロジスティクス強調月間」活動の一つで、ロジスティクスへの取り組みが優秀と評価された企業・団体に「ロジスティクス大賞」を授与している。
今年は「医療機器の預託取引ビジネスの標準EDIによる業界連携の実現」として材料業界情報化協議会が受賞し、揖斐正雄事務局長が記念講演を行った。
また、業務改革賞は丸二倉庫が、環境貢献賞はダイセル物流がそれぞれ受賞し、両社は取り組みを説明。丸二倉庫の国分明課長は「これからは〝人〟が重要。社員が自分の足で成長できるようなサポート体制を構築していきたい」と話した。また、ダイセル物流の中原信一輸出入部長は「自社の拠点間輸送における海上輸送へのモーダルシフト、コンテナラウンドユースによる空コンテナ削減の取り組みは一定の効果を出せた」と語った。
実行委員長の飯原正浩氏(イトーヨーカ堂執行役員物流部長)は「様々な課題に対応するため、経営のスピード化や可視化を推進するSCMの構築が必要不可欠。サプライチェーンを有機的に連携するロジスティクスが果たすべき役割は、益々重要になってきている」と述べた。
初日には、JILSの徳田雅人専務が「ロジスティクスコンセプト2020の実現に向けた取り組み」と題し講演。基調講演としてキユーピー執行役員の藤田正美ロジスティクス本部長が「キユーピーのロジスティクス~コミュニケーション型SCMと3・11の気づき~」として自社のロジスティクスの変遷と物流環境の現状などを話した。企業事例では生活協同組合ユーコープの岡崎淳氏、東レの澤野幸男氏、若松梱包運輸倉庫の若松道行氏、ビームスの清水伸治氏、ヤマト運輸の長尾裕氏が自社の取り組み事例を発表した。
◎関連リンク→ 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会この記事へのコメント
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