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物流ニュース
プロロジス 障害のあるアーティストの国際公募展に協賛
2024年9月26日
プロロジス(山田御酒代表取締役会長兼CEO、東京都千代田区)はこのほど、ヘラルボニー(松田崇弥代表取締役、岩手県森岡市)が主催する国際公募展「HERALBONY Art Prize 2024」に協賛したと発表。
ヘラルボニーでは、アートを起点に新たな価値や文化の創造を目指し、主に知的障害のある作家が描くアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開している。
同社は、国内外の障害のあるアーティストを対象とした同社初の国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」を創設。プロロジスは、障害のあるアーティストに創造力を披露する場所を提供することでアーティスト活動やキャリアを後押しする同コンペティションの企画趣旨に賛同し、シルバースポンサーとして協賛することを決定したという。
2023年にプロロジスが岩手県で竣工したマルチテナント型の賃貸用物流施設「プロロジスパーク盛岡」では、カフェテリアなどの内装にヘラルボニーの契約アーティストであり、岩手県出身の作家のアート作品を起用している。
「HERALBONY Art Prize 2024」は世界11か国、総勢58人の作家による全62作品が8月10日から公開展示され、9月22日まで三井住友銀行東館で開催される。
また、プロロジスは、1日から運営中の物流施設の屋根面で発電した太陽光発電の自家消費余剰電力を自己託送で他施設に供給を開始したと発表。
余剰自己託送を開始したのは、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク草加」で、屋根面に約2.2メガワットの太陽光発電設備を設置し、発電した電力を同施設で自家消費し、発生する余剰電力は、ZOZOの専用物流施設「プロロジスパ―クつくば1」へ自己託送される。需給管理業務については、デジタルグリット(豊田祐介社長、同港区)の支援を受ける。自己託送による再エネ電力の供給は、プロロジスグループとして第2弾の取り組みとなる。
今後、同社は、2040年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス排出のネットゼロを目標としており、排出削減のためのエネルギーマネジメントの取り組みの一環として運営する物流施設の電力グリーン化を進めていくとした。
◎関連リンク→ プロロジス
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