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物流ニュース
近畿運輸局適正取引推進説明会 富士運輸・松岡社長が講演
2014年12月15日
【奈良】近畿運輸局は11月21日、奈良運輸支局で「トラック運送業における適正取引推進説明会」を開催。自動車交通部貨物課の釈迦戸久夫氏が、燃料サーチャージ導入への取り組み方や書面化推進ガイドラインのポイントなどを説明した。
また、「運賃交渉術を高めよう!」と題して、富士運輸(奈良市)の松岡弘晃社長が講演。「燃料やトラックなどの仕入れ金額が上がっているのに対し運賃が一向に上がらないのは、荷主と交渉していないだけ」と指摘し、「トラックの台数が年々減少している今こそ追い風であり、運賃を上げるチャンス」と、出席者に訴えた。
さらに、相手に「はい」と言わせる方法として、「単に運賃を上げてくださいとお願いに行ってもダメ。場所や人数、手みやげ、時間などをよく考え、きちんと交渉すると『NO』と言われなくなる」と説明。「適正運賃の見積もりを作ったり、どれだけの原価がかかっているのかを示すなど、勉強している経営者は交渉に勝てる」とし、「過剰なサービスを求める荷主は切るべき。もしくはサービスレベルを一定にしないと、相手は当たり前だと思ってしまう」と述べた。この記事へのコメント
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