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物流ニュース
久居運送 「とびだし注意」の看板を寄贈
2015年2月25日
1949年に地域住民への小口貨物集配業務の担い手としてスタートして以来、産業、経済の発展と高度化に寄与する輸送と、高品質なサービスを提供してきた久居運送(菅内章夫社長、三重県津市)。
同社はこのほど、地域における交通安全、防犯活動の推進に関する活動として、NPO法人どんぐりの会(木崎芙美理事長、津市)へ飛び出し注意を喚起する看板を寄贈した。
菅内社長は「運送事業者として、地域の交通安全のためにできることはないかと考えていたところ、どんぐりの会から話があった。この機会に協力することを決めた」と話す。
注意喚起の看板は、同社近くの信号機のない交差点に設置された。この周辺は住宅地となっており、近くの小学校に通う児童の通学路にもなっている。「登校中の児童が交通事故に巻き込まれないよう、少しでも看板が役に立てば」と同社長。
また、看板設置は「地域の交通安全はもちろん、自社や運送業界全体のためにもなる」という。「運送事業者は、どれだけ自社内で交通安全研修を行っていても、トラックの事故が報道されれば、自社のトラックが事故を起こしていなくても、世間からの風当たりは強くなる。そこで、このような活動をすることで、交通安全への取り組みを世間へアピールでき、運送業界全体にとっても社会的地位の向上につながる」と話す。
同社はこの活動以外にも、社内で月1回の定例会を開くなど、安全への取り組みに力を入れている。菅内社長は「定例会では、ドライバー向けに事故事例などの説明をしているが、一方通行の説明になりがち。今後は、ドライバーからも多くの意見をもらい、双方向で安全に関して取り組んでいけるようにしたい」と、交通安全へ積極的に取り組んでいく。
◎関連リンク→ 久居運送株式会社この記事へのコメント
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