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製品・IT
アリソンジャパン オートマトラックで事故回避
2015年3月10日
アリソンジャパン(東京都品川区)は日本市場にオートマトラックの普及を進めているが、7〜8年前から建機レンタルの大手に採用され出し、導入が拡大している。
中心はダンプやクレーン、平ボディーなどの土木・建設関連向けの車種。各社が導入する最大の目的は故障の回避だという。マニュアル車で坂道を下る際にギアを一気に下げてしまい、エンジンが故障するなどのトラブルが頻発したため、「オートマであれば、それが防げる」として導入が進んでいる。
同社はこのほど、「ストップ・スタートテクノロジー」、いわゆるアイドリング・ストップ機能を発表した。ドライバーがブレーキペダルを踏み込んだ時点でエンジンを停止し、車両を完全に停めるというもの。この間もトランスミッションは駆動状態にあり、電気ポンプを利用して出力を固定し、車両後退を防止する機能を果たす。ドライバーがブレーキペダルから足を離すと、システムが自動でエンジンを始動し、発進が可能になるという。
昨年6月から7月にかけて米・カリフォルニアで実証実験が行われ、現在、市販化に向けたプロジェクトが進められている。
◎関連リンク→ アリソンジャパン株式会社 -
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