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物流ニュース
配車マン・幹部の引き抜き
2015年4月22日
「配車マンが引き抜かれた。大口の取引先とドライバー数人を連れて出て行った」と漏らすのは、近畿地方の運送事業者。「信頼していた従業員だったので、本当にがっかり」と話し、その配車マンは現在、近くにある事業者で働いているという。
「遠いところで働いているなら忘れることもできるが、働いているのはすぐそば。ウチの取引先を持っていったんだから、当然と言えば当然だが…」と悔しさをにじませ、「これで倒産することはないが、痛手なのは間違いない。ドライバー連中にも少なからず動揺が走った。いろいろ無理を聞いてきた取引先だけにショックも大きい」と憤慨する。
同地方の別の運送事業者は「大手の運送会社から幹部を高給で引き抜いて取引先を拡大するというA社のやり方は納得いかない」と、他社を挙げて話す。
しかし、そのA社の幹部に聞くと、そういうウワサがあるのは知っていたようで、「今の社長に請われてこの会社に来たが、それで簡単に取引先が拡大するほど甘くない」と話す。「毎日、足を棒にして営業を続けている。そう言ったことはまったくウワサにならないが…」と苦笑する。この記事へのコメント
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