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物流ニュース
アサヒロジ オンライン方針説明会、協力会社との価格協議を推進
2025年2月22日
アサヒロジ(児玉徹夫社長、東京都墨田区)は2月21日、2025年度「オンライン方針説明会」を開催した。
児玉社長は方針説明に先駆け、昨年3月に中小企業庁から、価格交渉に関して積極的でないとの評価を受けたことを踏まえ、「昨年のこの場で誠実に価格協議を行うと約束し、進めてきたが協力会社からは十分でないとの指摘を受け、価格協議が不十分であったことを深く反省している」と述べ、昨年秋に協力会社495社を訪問、価格協議を実施したことを報告した。
そのうえで、「継続して協力会社を年2回訪問し、価格協議に対応していくとともに、付帯作業料金や高速料金の支払い基準を策定するなど、協力会社の意見をしっかり聞き、納得感のある価格の適正化に努める」と述べた。同社では、2027年度までに、荷役・荷待ち時間が1時間を超えるトラックが、すべて無くなるように取り組んでいく。

2024年度の報告では、「アサヒグループ完全受注体制となりグループ売り上げが大きく伸び、一般外販でもグループと親和性の強い企業を多く受注できた」とし、売上高1002億円と、1000億円超を達成したこと、輸送力向上では、昨年4月から群馬・明石間で25㍍W連結トラックの幹線輸送を開始、今年1月から茨城・福島間でも開始したこと、そして長距離輸送では、中継地点での乗務員乗り換え方式でドライバーが毎日帰宅可能になったことを報告した。
今年度は外販事業の拡大も視野に、「One Ashahiとして、グループ連携で取り組んでいく」とし、1100億円の売上高を目指す。
方針説明後には国交省の牧野武人国際物流室長、KACHIELの久保憂希也社長の講演も配信した。
◎関連リンク→ アサヒロジ株式会社
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