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    トランコム 3月期増収増益、売上高15.3%増

    2015年5月2日

     
     
     

     トランコム(清水正久社長、名古屋市東区)は4月28日、2015年3月期の決算説明会を開催した。
     空車情報数の増加にともなう成約件数の増加など、主軸の物流情報サービス事業が好調に推移したこともあり、売上高は1146億9600万円(前期比15.3%増)、営業利益55億5300万円(同11.1%増)、経常利益54億7000万円(同12.9%増)、純利益29億2500万円(同4.8%増)で大幅な増収増益となった。
     セグメント別では、ロジスティクスマネジメント事業が売上高412億9400万円、営業利益26億4600万円、物流情報サービス事業が同616億9300万円、同25億2100万円、インダストリアルサポート事業が同88億1800万円、同3億3400万円を計上した。


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     物流情報サービスの成約件数は、前期90万4000件に対し105万5000件となった。
     2016年3月期の計画では、専属車両の増加や同社を通すことによって、パートナー企業へ安く車両を提供する「トラックリース事業」を開始するなど、売上高1226億円、営業利益58億3000万円、当期純利益30億円を見込む。
     また、中期経営計画「TRANCOM VISION 2020」(5か年計画)の概要説明が行われ、(1)人材・組織の強化(2)パートナー企業との関係強化(3)ICTの積極活用――を軸に、グループが一枚岩となって取り組んでいくことで、2020年3月期には売上高2000億円企業を目指す。 
    ◎関連リンク→ トランコム株式会社

     
     
     
     

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