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物流ニュース
エスラインギフ家電事業部南埼玉センター 品質を大切に自社便増やす
2015年7月7日
埼玉県川口市を拠点に家電の配送・設置を手掛けるエスラインギフ家電事業部南埼玉センターは、同事業部のモデルセンターとして自社車両での配送を拡大。高い品質での配送・設置業務から顧客の信頼を得ている。
南埼玉センターの高橋慎治センター長(写真右)は、同センターで初の自社車両ドライバーとして平成20年に入社した。同センター長は、「それまでは100%傭車だったが、配送先のお客様の細かなニーズや不具合などに迅速に対応するため、自社での配送が開始された」と振り返る。もともと傭車として配送・設置を請け負っていた運送事業者で働いていた同センター長は、ヘッドハントされる形で、2台で始まった自社配送の一翼を担うこととなった。
「操作方法が分からず、『設置した家電が動かない』といった問い合わせを受けることも多く、傭車では会社によって対応にばらつきがあった」という。「自社便に切り替え、こうした問い合わせにも、その日のうちに対応できるようになった」。対応の良さは評判となり、それまでなかったエリアの仕事も受注できるようになった。
繁忙期には1台で20件以上の配送・設置に回ることもあり、決して楽ではない仕事だ。冷蔵庫など重く大きな商品をかついで階段を上がることもある。加えて、届け先の家人への配慮も欠かせない。
そんな業務を遂行する同センターのスタッフらは、20代から30代と若手がメーン。「お客様に気に入られ、次の買い物の時にも指名されるほど」という配送品質の高さが自慢だ。現在、自社配送率は5割。「傭車も品質の良いところが入ってくれており、共に助け合っている」という。
「品質は人質(じんしつ)」と話す同センター長。「個人のお宅で設置作業までこなすという特殊な仕事だけに、人を育てることに注力したい」とし、「理想は8割」と、質を大切にした自社便を増やしていく方針だ。
◎関連リンク→ 株式会社エスラインギフこの記事へのコメント
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