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運送会社
久居運送 健康経営挑戦10年目「本質は社員への思いやり」
2025年7月23日
【三重】久居運送(菅内章夫社長、津市)は健康経営への取り組みを2016年から続け、今年で10年目のチャレンジを迎える。
同社が社員の健康ケアに力を入れ始めたのは2005年に自社ドライバーが自宅で倒れたことがきっかけ。かねて進めていた健康診断に二次検診のフォロー、ボウリング大会、BBQ、年代別会議といった取り組みをベースに発足初年度から健康経営優良法人認定制度に申請し、当時、県内の運送会社では唯一の認定だった。

健康経営の推進を経ては社内で意識変化が起こり、健康診断の受診率や健康への関心の高まりなどその効果を促進。ヘルシー志向の社食やウェアラブル端末の導入、専用の社内委員会の設置など新たな動きを盛り込み、また菅内社長自身も健康経営アドバイザー、同エキスパートアドバイザー資格を取得して講演をこなすなど、活動の幅を広げた。
10年目のチャレンジを迎えるにあたり菅内社長は「社員の健康維持は企業の責任。そのための環境を整えて指導やアドバイスを行い、心身ともに健康を保つことが重要」とコメント。さらに「健康経営は生産性向上や事故防止、社員の幸福追求など、投じた費用以上のメリットがある。認定制度は手段であり、本質は『社員を思いやる気持ち』ではないか」と語り、今後も講演活動などでさらなる普及に努め、地域における中小企業の健康経営推進を支援していきたいとの構えだ。
◎関連リンク→ 久居運送株式会社
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