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物流ニュース
三栄急送 DPFとSCRの洗浄事業を本格始動、「グッドワン愛知」として展開
2025年10月17日
【愛知】三栄急送(奥村奈緒美社長、瀬戸市)はこのほど、ディーゼル車の排ガス浄化装置に対応したDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)とSCR(選択触媒還元装置)の洗浄事業を本格始動した。高知県香美市のグッドワンの代理店として「グッドワン愛知」の名称で展開し、尾張・東濃地区を中心に出張施工にも応じる。
導入した「カーボンクリーニングシステム」は、DPFマフラーを分解せずに短時間で吸気から排気まで一括洗浄できるのが特徴。汚水を発生させない環境配慮型の方式で、耐久性向上や燃費改善、修理コスト削減に寄与する。
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「自社車両だけでなく、他社の効率化にも貢献したい」と事業化を決めた背景を語る奥村社長。修理費の軽減に加え、稼働停止を防ぐ効果も期待できることから、「クリーニングで運送を支える」をコンセプトに故障頻度の高い部位へのニーズに応えていきたい考えだ。
施工は現在、ドライバーの松谷秀克氏と梅村竜也氏の2人が兼任で担っており、今後は需要に応じて専属スタッフの配置も検討していく。
実際に走行距離20万kmの車両を運転する松谷氏は「19万km時点で洗浄を行ったところ、燃費がやや改善し、自動燃焼の間隔も延びた」と効果を語る。奥村社長も「ドライバーから『車の調子が良くなった』と聞くと励みになる」としている。
◎関連リンク→ 株式会社三栄急送
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