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物流ニュース
谷川運輸倉庫 社員がエコ運転を意識
2016年4月27日
関西で紙物流をリードする谷川運輸倉庫(谷川茂社長、大阪市北区)は、本社・阪神事業部が平成16年にグリーン認証を取得し、倉庫事業(京都伏見倉庫)での取得は、京都府下認証第1号となった。平成26年には10回目の更新を迎えたことから、本社と阪神事業部が永年登録認証を授与されている。
エコにつながる燃費改善やアイドリング・ストップなど、さまざまな取り組みを徹底している同社。管理本部総務部の中川哲夫参事(写真左)は、「燃費改善に関しては劇的な変化はないが、燃費を意識した運転をするようになった。また、認証取得していない事業所でもエコの精神は受け継がれており、社員一人ひとりも自然と意識するようになっている」と話す。
倉庫内作業では、LPGフォークリフトを多く採用。「重量物輸送なのでボンベの交換頻度は高いが、ガソリンよりも燃料費は節約でき、排ガスがクリーンなので環境にやさしい」という。
荷主に認証取得の有無を聞かれることも多く、谷川隆史常務(同右)は「顧客へ信頼度をアピールできる。また、スピードの出し過ぎを防いだり車間距離をあけたりなど、環境に配慮した運転は事故を起こしにくい。事故が減ったことで無駄なコストの削減にもつながった」と話す。
グリーン経営の認証だけでなく、Gマークなどほかの取り組みとのシナジー効果も生まれているようだ。
◎関連リンク→ 谷川運輸倉庫株式会社この記事へのコメント
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