南日本運輸倉庫（大園圭一郎社長、東京都中野区）は３月１７日、国際基準「ＩＳＯ３１５１２」の認証を取得した。

この認証は、コールドチェーン物流サービスに関する国際規格。日本のコールドチェーン物流サービスを規格化・普及することで、適切なサービス品質を中心とした健全な市場を構築し、さらに品質を可視化することで日本の物流事業者の競争力を高め、物流事業者の海外展開や農林水産物・食品などの輸出を促進することを目的としている。２０２４年１２月に発行された新しい規格で、同社はその第１号として認証を取得した。

同社は食品のチルド・フローズン低温輸送の分野に注力しており、「今後のグローバル展開を視野に入れ、ＩＳＯ３１５１２を取得した。国際的に通用するより高いレベルで、社会的信頼性のもと、当社のコールドチェーン物流をお客様に安心・安全にご利用いただくことが可能となった。今後は継続した審査を受けることで高い水準を維持し、より高い信頼性の担保につなげていく」としている。

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