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物流ニュース
エース新社長 林美奈氏 カフェ経営で培った視点を活かす
2026年7月8日New!!
2026年度、エース(北海道石狩市)の専務から社長(COO)に昇格した林美奈氏。売上高170億円、従業員1700人、車両840台のグループの指揮を担う。
2015年4月に入社し、総務や経理、経営企画などの管理部門を経験。5年前に北広島市に農業法人の経営者としてガーデンファーム「ミナファーム」、また、ファーム内に農家カフェ「蔵楽(くらら)」をオープン。以降、この経営に軸足を置いてきた。

昨年度、父である林博己会長から社長就任の打診があり、「素直に受け入れられた」という。「正直なところ、この5年間はエースの業務に大きく携わることがなかった。しかし、大役を会長から任され、決断した。会長も将来に対する大きな決断をしたと思う。規模は違うが5年間、経営者として仕事をして立ち続けた経験が(エース社長就任の)背中を押してくれた」と振り返る。
あいさつ回りを進めているなか、「エースがお客様からとても信頼されている」ことを肌身で感じたという。また、自身の経験からも物流業務の重要性を感じている。
「ファームで収穫した野菜を近隣のホームセンターなどに置かせていただいたが、当初は私個人で運んでいた。それは『直接お客様に顔を合わせて届けたい』という思いから。しかし、運ぶ場所が増えるとこれが困難になってきたので、物流企業に協力いただいた。その時に『物流なくして商品は消費者の手元に届かない』ことを自分ごととして痛感し、荷主側の気持ちというものも理解した」と語る。
「きっと今のエースに配送をお願いしている荷主企業も、本来なら自分でお客様に届けたいのではと。ただ、効率などを考えると難しいのが現状。そういったことから、物流業はお客様の代わりに、お客様の思いも一緒にお届けする役割がある。その思いのバトンを回すことが物流業の役目だと思っている」

「女性の総理大臣が誕生するなど、女性が活躍する姿に期待の眼差しが向けられるようになった。この期待に応えるべく、エースの代表として会社を発展させていくことが役目。私は人生そのものが自分の魂の成長だと考えている。失敗する道を選んでも、最終的には成長へとつながっている」と抱負を述べる。今後は各営業所やセンターの状況の把握を進め、自社の発展につながる道筋を着実に立てていきたいと語る。
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