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ブログ・上西 一美
第165回:新任教育は事故防止への投資
2026年7月27日New!!
日本事故防止推進機構(JAPPA)の上西です。運輸局の監査で最も多く指摘される項目をご存じでしょうか。それは、安全規則第10条に定められている「指導及び監督」に関する違反です。
指導監督には、特別な運転者に対する指導監督や適性診断の受診も義務付けられています。なかでも、私どもが最も重要だと考えているのが、新任運転者に対する15時間の特別指導です。なぜなら、新任運転者は事故リスクが最も高い層だからです。どれだけ運転経験があったとしても、新しい会社に入れば、車両も違えば、運行ルールも違います。慣れない環境のなかで業務を行うため、入社直後はどうしても事故のリスクが高くなります。
しかし、「15時間の教育をどのように実施すればよいか分からない」といった悩みを抱えている企業も少なくありません。そこで私どもでは、15時間の新任教育をオンラインで提供しています。新人に不足しているものは、大きく分けると知識と経験です。知識は座学によって身につけることができますが、経験は座学だけではなかなか身につきません。
当研修は、ドライブレコーダー映像を数多く用い、実際の事故映像やヒヤリハット映像を見ながら、なぜ事故が起きたのか、どこに危険があったのか、どうすれば防げたのかをプロの講師が解説することで、運転経験の少ない新人でも多くの危険を疑似的に体験することができます。
受講企業からは、「新人の事故が減った」「離職率が下がった」といった声もいただいています。新人教育で本当に大切なのは、その新人が事故を起こさないために何を教えるべきかを考えることです。
教育の目的は修了証を発行することではなく、事故を防ぐことです。15時間教育を「義務」ではなく「事故防止への投資」と捉え、新任運転者の育成に取り組んでいただければと思います。
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筆者紹介
上西 一美
一般社団法人日本事故防止推進機構理事長、株式会社ディ・クリエイト代表
自動車事故防止コンサルタントとして豊富な実績。
一般社団法人日本事故防止推進機構
http://www.jappa.or.jp/
株式会社ディ・クリエイト
http://www.de-create.com/ -
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