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運送会社
嵯峨山通商 初のフルラッピング、地元の日本遺産PR
2026年9月22日New!!
【兵庫】「銀の馬車道と史跡、その周辺にある観光資源はボディー3面を使わないと収まらないと感じた。それに、他社のトラックを見ていて、うちも一度は“フルラッピング”をやってみたい…そう思っていた」と嵯峨山啓氏(嵯峨山通商社長、朝来市)。同社にとって5台目となるラッピング・トラックが完成し、8月28日に同社の本社営業所で納車式が執り行われた。

秋の晴れた朝に発生する濃い霧が周囲を取り囲み、雲海に浮かぶ姿から“天空の城”として全国に知られる竹田城跡をラッピングした大型トラックを2021年5月から4台、代替えなどで新車を購入するタイミングで作ってきた。「全国を走って地域の貴重な観光資源をPRしよう」という自主的な取り組みは、嵯峨山幸広会長にとって地元・竹田の先輩でもある藤岡勇・同市長が話を持ち掛けたのがきっかけ。これまでの4台は後部の観音扉だけのラッピングだったが、さらに題材が増えたことで3面をフルに使う格好となった。
同日の納車式には、これまで欠かさず出席してきた同市長のほかに但馬県民局、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」推進協、神子畑鉱石の道推進協などから多くの関係者が参加。同市長は祝辞で「新車を入れるたびにラッピングしてもらっている。コストも掛かっていると思うが、地元の観光PRに協力してもらい感謝している」と話した。
披露された大型冷凍トラックの側面には日本初の高速産業道路といわれる「銀の馬車道」と、その周辺に残る生野銀山、神子畑鉱山、明延鉱山、中瀬鉱山といった国内最大規模の鉱山遺産群(銀の馬車道・鉱山の道=日本遺産)をめいっぱいに使ってラッピング。関東圏から山口県の範囲で走る同車のハンドルを任されることになったトラックドライバー歴37年の男性は「ゴールド免許も16年で安全運転を心掛けているが、より意識して丁寧に乗りたい」と話した。
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