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物流ニュース
丸吉運輸機構 「経営羅針盤」で方向を一つに
2016年6月23日
丸吉運輸機工(吉谷隆昭社長、北広島市)は、今年度からスタートする5か年の中長期ビジョン「経営羅針盤」を従業員に発表した。2020年度までの経営戦略・戦術を明確化するとともに、その先の未来のイメージについても明示し、全社的に方向を統一して経営を進めていく。
「経営羅針盤」は2012年度に初めて策定し、これに基づいて経営を行ってきた。この間、「重量物・長尺物に特化した輸送会社」から、鉄に関する「トランスポート」「モーダルシフト」「3PL」の物流3事業を主力とする会社へと業容を拡大し、事業規模・拠点数・売上高とも大きく伸ばした。
新しい経営羅針盤は、初年度の2016年度に「HPの刷新」「ミーティングルーム新設・集中配車体制への移行など本社機能の強化」「未経験者の一貫教育体制の確立」「仙台への進出」など、中間年にあたる2018年度には「ISO39001を取得し、安全の文化を根付かせる」「若い人材の定期採用を積極的に行う」など、最終年の2020年度には「安全品質が全国トップレベルの水準になっている」などの項目を掲げた。
吉谷社長は「羅針盤は経営判断を行う際の大きな柱となり、これがなければ浦安での大型3PL案件の受託もなかった。羅針盤に『3PLシステム導入』と記載したためにチャレンジし、この結果、5か年で『鉄人3PLシステム導入企業3社』という目標も達成できた」と話している。羅針盤では、同社の未来のイメージとして「最高の技術と対応力を持ち合わせた鉄人たちが、業界のイメージを一新している」「鉄の物流ドクターとして全国から改善相談の声が届く会社になっている」「日本オンリーワン、ナンバーワンの鉄の物流企業に進化している」などと掲げている。
◎関連リンク→ 丸吉運輸機工株式会社この記事へのコメント
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