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物流ニュース
山善 メキシコ現地法人の本社を移転
2016年7月25日
金属加工や工作機械・建材卸の山善(大阪市西区)は1日から、メキシコ現地法人であるYamazen Mexicana S.A.de C.V.の本社を、現在のグアナファト州レオン市から同州シラオ市へ移転し、機械の常設展示が可能な約1000平方mのショールーム付き事務所として、新たに営業を開始した。
世界自動車工業会によると、2014年のメキシコの自動車生産台数は世界7位となるなど、 同国に世界から注目が集まっており、最近では自動車メーカーのみならず、部品メーカーや素材メーカーなど多くの自動車関連事業の進出も進んでいる。そのような中で同社は、13年10月にメキシコ現地法人を設立。15年7月にサン・ルイス・ポトシ州サン・ルイス・ポトシ市にショールーム付き事務所を開設するなど、同国への積極的な投資を進めてきたが、より顧客に近いエリアで、より迅速に要望に対応するため、現地法人の本社を、40社以上の日系企業が進出するシラオ市内プエルト・インテリオール工業団地に移転することとした。
同工業団地は、デル・バヒオ国際空港や、アメリカへの輸出も可能な貨物列車のターミナルのほか、国道にも隣接しているため、調達や出荷に最適で地理的に恵まれている。また新本社では、機械の常設展示が可能な約1000平方mのショールームスペースや、約200平方㍍の倉庫スペースも確保している。
現地法人では、メキシコ国内の物流パートナーとして、メキシコ日本通運と提携しているが、今後はさらにメキシコ国内の流通ネットワークを構築し、工作機械などの販売からメンテナンスなどのアフターサービス、さらには物流に至るまで、トータルでサービスを提供できる強みを生かしながら積極的な営業展開を図っていくとしている。
◎関連リンク→ 株式会社山善この記事へのコメント
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