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物流ニュース
三井倉庫HD 新倉庫竣工式「多彩なニーズに対応可能」
2017年12月12日
三井倉庫ホールディングスはこのほど、横浜市南本牧ふ頭地区に新しく定温倉庫を建設し、竣工式を行うと共に本格的に営業開始した。
この倉庫は今年3月に開通した首都高速湾岸線・南本牧ふ頭インターチェンジ至近という立地にあり、三井倉庫では「横浜港を中心に関東一帯の輸配送ネットワークを広くカバーする戦略的拠配送点」と位置付け、全保管庫に定温空調設備を整え、「多彩な顧客の物流ニーズに対応し高品質のサービスを提供する」としている。
敷地面積は1万695平方m、延べ面積は3万1565平方m、鉄骨造り、一部鉄筋コンクリート造りの5階建てで倉庫部分は4層。全館LED照明で一部壁面には緑化も採用。事務室系統には自家発電も設置、入退出管理と監視カメラでセキュリティ設備も完備で、横浜市建築物環境配慮制度(CASBEE横浜)でランクAの評価を取得すると共に物流総合効率化法の総合効率化計画も認定。トラック待機時間を短縮し効率的かつ環境に優しい物流オペレーションの実現を目指す。
なお、海外ではグループ会社の三井インターナショナル(宮島義明マネージングディレクター)が9月にベトナム・ハイフォンに現地法人「三井倉庫ベトナム」を設立し、拠点倉庫も設置。代表者は伊藤智明氏。これは来春開業予定のラクフェン新ターミナルを見据え、物流全般のライセンスを取得し海外拠点同士を結ぶ戦略的物流機能を生かし、サービス提供する。
◎関連リンク→ 三井倉庫ホールディングス株式会社この記事へのコメント
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