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真のプロ、減った? トラックドライバー教育の現場
2016年6月28日
「トラックドライバーの知識、技能レベルが明らかに低下している」と話すのは中国地方に拠点を構える中堅運送会社のオーナー。同氏がトラックの商売を始めたころは、「1台持ちから始めて将来を夢見る起業家ドライバーも少なくなかった」という。当時と比べて車両の大型化や交通量の増大といった危険要素が増えているにもかかわらず、サラリーマン化したドライバーの増加も一因となって「新たな事業リスクが発生している」と警鐘を鳴らす。児童や高齢者を対象にトラックを使った安全教室が全国各地で開かれているが、同氏の会社では15年以上も前から同様の勉強会を「プロのドライバーにこそ必要」として継続している。
岡山県備前市にある山陽道下り線の福石PA。「同じ大型トラックでも前2軸と、そうではない車両では内輪差も大きく違ってくる」と教えてくれたのは55歳の男性ドライバー。何度かの転職を経験して数台の大型トラックに乗務してきたというが、「前後のタイヤの通る位置が実際にどれほど異なるのか、そんな研修を受けたことはない」と話す。
(詳しい内容は、物流ウィークリー6月27日号に掲載しております)関連記事
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