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ブログ・鈴木 邦成
物流作業の標準化
2010年12月15日
好調な中国経済
中国経済は相変わらず好調のようで、わが国の来年の景気の動向も中国次第といったことになりそうです。
外国頼りではなくわが国が自律的に経済を上向かせるには、製造業の復活、物流業の強化、それを支える金融システムの立て直しが必要になってくるように思えます。
もちろん、若手人材のさらなる育成も重要になってくるでしょう。
物流作業の標準化
手順計画(工程設計)をしっかり行うことで物流現場の効率を最適化することが可能になります。
工程順序や作業順序の必要性や順序、条件を検討し、物流品質、作業分担、物流システムの最適化を行います。
また、ストップウォッチなどでの計測をもとに作業時間の標準化を図っておくのもよいでしょう。
もちろんカンや経験をもとに基本動作、動作距離、動作時間などにある程度の検討をつけて見積もりをつけることも大切です。
作業者からヒヤリングを行ったり、作業時間をランダムに調査したりするワークサンプリング法で作業効率をチェックすることも役に立ちます。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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