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ブログ・鈴木 邦成
特別廃棄物の処理体制の構築
2011年5月27日
江戸時代と物流
大河ドラマやタイムトリップした「仁」など、江戸時代を舞台にしたテレビドラマが人気のようです。
江戸時代の交通事情や物流について研究してみるのも面白いかもしれません。
特別廃棄物の処理
特別管理産業廃棄物とは廃棄物処理法で爆発性、毒性、感染性などの人の健康や生活環境に係る被害を生じるおそれのある性状を有する廃棄物のことです。
通常の廃棄物よりもきびしい処理基準が設けられています。具体的にいうと、廃油、廃酸、廃アルカリ、PCB汚染物、廃石綿などがあげられます。
PCBは熱で分解しにくい、電気絶縁性が高い、燃えにくい、などの化学的に安定した性質を持つことから幅広く工業製品に使われていました。
PCBを含む主な製品としてはトランス、コンデンサ、安定器、微量PCB混入廃電気機器などがあります。
けれども人体に対する毒性が明らかになり、製造、輸入、使用が原則的に禁止されることになりました。
そしてそれにあわせて安全な処理体制の構築が進められてきました。
しかし処理施設の建設が難航し、保管事業所によるドラム缶など、各種容器にまとめての保管が行われてきました。
だがここにきてPCB汚染物については、PCB特別措置法で広域処理施設の整備が進んでいます。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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