-
ブログ・鈴木 邦成
荷主企業の物流改善
2012年8月18日
お盆休み
お盆休みの東京は静かでした。
来週から本格的に仕事に戻ってくる方が多いのではないでしょうか。
物流改善への姿勢
物流改善の話題が社内で浮上すると、「プロに任せるよりもまずは社内でできることをしよう」という話でまとまることが多いようです。
しかし、そうして出された改善策にはどうしても名案は少なくなってしまうようです。
なるほど、社内で工夫するという姿勢はたいへん重要ですが、理論や方策、実践に関する知識が不十分だと、逆効果にしかならないケースも少なくありません。
これは病気になったときに、すぐに医師の判断を仰ぐかどうかに、よく似ています。
専門知識がないと、初期症状で大きな見落としをして、その後の治療、回復に支障が出てくることは少なくありません。
「3PL企業や物流コンサル頼めばコスト高になるから、自分たちでできるところまでやってみよう」という心意気は立派ですが、やはり、「餅は餅屋」というように、早い段階で専門家に見てもらうことが、結局は、低コストで物流改善を実現するコツとなるのです。 -
-
-
-
筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
「ブログ・鈴木 邦成」の 月別記事一覧
-
「ブログ・鈴木 邦成」の新着記事
-
物流メルマガ