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ブログ・鈴木 邦成
在庫管理 視覚化の方法
2012年11月14日
TPPと国際物流
「近いうち」に行われるという国政選挙で野田首相はTPPを焦点としたいようです。
TPP参加ならば国際物流コストは5~10%程度、削減効果が見込まれるともいわれていますが、はたして実際のところはどうなるのでしょうか?
在庫管理の視覚化
「売上げがどのように推移しているか」を表に書き、視覚化することで在庫管理に生かすことができます。
これまでの売上げの推移から将来の在庫数を予測していくわけです。
横軸の単位は「月」とし、最近の24か月を記入します。
縦軸には在庫の数量、または金額をとります。
そして月ごとの在庫量(月別在庫量)と在庫の月ごとの累計値(累積月次在庫量)を計算して求めていきます。
さらに直近12か月の月別在庫量(12か月移動合計在庫量)を合計して求めます。
こうして完成したグラフのことを「Zチャート」といいます。
出来上がったかたちがZの英文字に似ているからです。
Zチャートを分析することで在庫水準の変動傾向を把握できます。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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