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物流ニュース
トレーラーハウスの許認可件数が増加、大幅なコストダウンに ランドピア
2019年3月19日
車検対応型トレーラーハウスの販売・設置を手掛けるランドピア(東京都中央区)。吉田篤司社長は、「市街化調整区域に駐車場を持つ運送事業者さんからは、大幅なコストダウンにつながったと喜ばれている」とし、「設置台数は運送業界だけに限っても右肩上がり。潜在的なニーズはまだまだあり、市場はこれからも拡大する」と語る。
全国で営業所認可を受けたトレーラーハウスはすでに数百件を数え、大手運送事業者でも導入が始まっている。同社長は、「車両という位置付けながら、事務所としても認められるようになったトレーラーハウスは、すぐに移動できる状態とするため、電気、ガス、水道、電話などの設備は着脱式を採用している」とし、「コンプライアンスを重視し、車検にも対応している」と説明する。導入実績が全国各地で増えていることから、「これまでトレーラーハウスに懐疑的だった自治体でも、ご理解いただけることが増え、認可が下りている」という。
「運送業界では、事務所やドライバーの休憩所として活用されることが多い」とし、「2台設置して1つを事務所に、もう1つを休憩所にという事例も増えている」という。最近は、「宿泊できる休憩施設として、カプセルベッドをセットにしたモデルケースを案内しているが、ドライバー採用での効果が期待できるため、反響が非常に大きい」とも。
同社長は、「多くのドライバーが毎日、駐車場と事務所を点呼のために往復している。その時間と手間、コストがドライバーにとっても会社にとっても悩みの種。労働時間の短縮という働き方改革の一環としても活用頂けるはず」と提案する。
また、同社では、ネット環境の整備にも注力し、高速光インターネットサービス「トレーラーハウス光 with NTT東日本」の提供も開始。「従来、トレーラーハウスに光回線を引くには、住居表示がないことや前例が少ないことで手間がかかった」が、「当社ならネット回線とセットで提供可能」。吉田社長は、「認可申請の経験が豊富な行政書士も紹介できる。まずは気軽に相談してほしい」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社ランドピア
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