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ブログ・船井総研ロジ
第155回:通販物流におけるサービス内容
2012年7月31日
通販物流におけるサービスは、時系列で見ると販促支援段階→運営支援段階→提案段階と三段階に分けることができます。立ち上げ当初の販促支援段階で、提供するサービスとそのポイントをご紹介いたします。
(1)通常物流=入出庫、検品、在庫管理、ピッキングなど
(2)オプション作業(単純作業編)=ラッピング、袋詰め、熨斗貼りなど
(3)オプション作業(リピート率アップ編)=ちらし同梱、サンキューレター同梱など
(4)マーケティング代行(販促)=DM作成、ニュースレター作成など
おおよそ、この段階では荷主数が1─5社程度で、売り上げは30万─120万円の規模になります。ポイントは通販事業者・EC事業者の売り上げアップノウハウを体系的にまとめておき、新たな荷主獲得へうまくつなげることになります。
ごく小さな売り上げアップノウハウでも、見逃さず蓄積していくと営業面で大きな効果を発揮するでしょう。
では、提案段階にて提供するサービスとそのポイントをご紹介いたします。
(1)画像・写真サービス=商品撮影、画像処理・加工など
(2)Web関連サービス=ネットショップ制作など
(3)コンサルティング=ECコンサルティングなど
(4)その他=X線検査、インターネットカメラなど
おおよそ、この段階では荷主数が40社から45社、月間の売り上げが約2200万円になります。ポイントは、通販事業・EC事業のビジネスモデル全体についての理解がなければ、実施できない段階のサービスであるという点です。この頃になると、かなりのノウハウの蓄積が考えられます。自社でネットショップを始めてみるのも良いかもしれません。
(株式会社船井総合研究所・前田トモキ)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は11年10月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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