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ブログ・高橋 久美子
第264回:セールスレター書き方講座(8)
2015年3月30日
適正運賃で優良荷主を獲得するためのセールスレターの書き方について話を続けます。
「特徴100」をもとにして、いよいよセールスレターを書き始めます。ここからは実際にワードに入力していきます。実はセールスレターを効率よく書くためには「書く順番」が重要です。1ステップずつ一緒に進んでいきましょう。
それでは、新たにワードを立ち上げ、まずは第1行目を書いてみましょう。1行目には何を書くか。「え、何って、ここにキャッチコピーを書くんでしょ?」。実際にセールスレターの事例を見たことがある人は、そう思いますよね。
1行目には、キャッチコピーを書く。間違いではないのですが、今はまだ書きません。なぜなら、書けないからです。キャッチコピーは、1番重要なパーツです。確かに書かれている場所は1行目ですが、書く順序としては、キャッチコピーは「1番最後に」書きます。レターを読み進めてもらえるか? 読まずにゴミ箱行きになるか? キャッチコピーにかかっているのです。
反応率の良いキャッチコピーの書き方については、後日、詳しくお伝えしますので、ここではまず「キャッチコピーは最後に書く」という順番だけを覚えておいてくださいね。ワードの1行目には「ここに、キャッチコピーを書く」と入力し、あとでキャッチコピーを書くためのスペースだけをとっておきます。
何度もお伝えしているように、セールスレターは部品でできています。その部品の、どれから書き始めるのか、順番がとても重要なのです。「ここに、キャッチコピーを書く」と入力できたら、次の部品を打ち込んでいきます。
次に打ち込む部品は「アクションワード」「レスポンスデバイス」、そして「あなたの署名」です。この三つは、考えなくてもすぐに書ける部品です。セールスレターを効率よく完成させるコツは、書けるところから書いていく、できた部品から並べてくっつけていく、ということです。
セールスレターの反応率を上げるためには、数多くの単純なコツを使っていきます。難しいことは一つもないのであなたもぜひ自社のレターを書きあげて、適正運賃の取引をガンガンとって下さいね。この記事へのコメント
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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