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物流ニュース
三協 「SANKYOロジ4メーション」
2006年2月15日
「現場を知ること=地に足をつけること」にこだわり、物流業務に従事し、真の物流ソリューションを提供している三協(山田孝治社長、大阪府大東市)。5年前から育んできた倉庫会社による物流・倉庫のためのコンサルティング「SANKYOロジ4(フォー)メーション」を実現させた。
これは現場責任者・営業・物流技術管理士・物流専門SEの4人が一つのチームとなり物流改善やアウトソーシングをサポートするもの。「物流技術管理士は、物流に特化したIT技術を利用し、より能率のいい物流現場を実現させた。物流専門SEは机上論ではなく、物流現場の視点からプランを検証、いかなるトラブルやイレギュラーが発生してもすべてマニュアルで対応できる」と山田社長は語る。
同社長は、社長就任後、最初にリストラを実施した。「物流の現場レベルは、20年前と変わっていなかった」と振り返る。「『物流を高める技術部の質を高めなければ』と考え、優秀な人材を集めた。その人材が真剣に取り組み、飛躍的に効果は上がった。数値管理ができれば仕事も面白くなり、数値が見えれば、自然と頑張る」という。
問題は常に現場で発生しており、解決の糸口は現場の中に隠れていると考える同社長。大手電機メーカーの改善では、荷受けした部品をラックに格納する作業で、ミス防止策として7ケタのロット番号に平仮名やカタカナ1文字を入れた「簡易ロットナンバー」を導入。「格納ミスがなくなった」という。
「ラベルの文字を1cm大きくするなど、ちょっとした工夫で改善できる問題もある」と指摘する。「困っている企業には、ぜひ声をかけていただければ」と力強く語る。
同社HPは、http://www.kk-sankyo.com/この記事へのコメント
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