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運送会社
トランスシグマ 野崎真史社長「経営目標はHPに公開」
2020年1月24日
樹脂製品や貴金属リサイクル製品、大型量販梱包製品をメインに運搬するトランスシグマ(野崎真史社長、茨城県常総市)では、具体的な目標を同社のホームページ上に公開するというユニークな手法を取っている。2018年の目標である保有台数50台をクリアし、2019年は目標を前倒しして、すでに70台を達成。2020年は100台をめざすと宣言している。
ホームページへの目標公開は、ここ数年前からのことで、目標を公開することは、職を探すドライバーへのアピールにもなっているという。
また、常総市という土地柄か、同社にはポルトガル語を母語にするドライバーも多く、健康診断や社内行事の掲示には、同社長自ら作ったポルトガル語のポスターが張られている。外国語のポスターを作るのは大変だが、「一緒に仕事をしていれば何を言っているのかわかるようになる」と話す同社長。
同社長が入社した当時は、トラック10台ほどで営業をしていた。運送業を続けるか、他業種に移るかの瀬戸際だった。しかし、同社長は会社の今後の方針を決める際に、「運送は大切なインフラ」という思いのもと、運送業をメインに仕事をしていくと決めた。
着実に目標に向かって業務を行う同社長だが、50台を超えてから、安全面を維持するための内部の統制の難しさを感じるようになったという。
そのため、「いま考えているのは『管理者の教育』」と話す同社長。「入社当時から自ら行っていた配車だが、最近では配車係を2人に増やした。配車会議を開き、配車係を教育する場面をつくり、管理者の教育に力をいれている」と話している。◎関連リンク→ 株式会社トランスシグマ
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