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ブログ・船井総研ロジ
第8回:なぜ荷主の要望に応える会社は儲からないのか
2009年5月25日
廃棄物業界は総じて伸びている業界です。しかし、すべての廃棄物収集運搬業や廃棄物処理業が伸びているかというとそうではないようです。
では、どういった企業が伸びている(儲かっている)かというと、【ABC分析がきちんとできている会社】のようです。<ABC>とは<Activity Based Costing>の頭文字をとったもので、日本語では<活動基準原価計算>になります。
つまり、企業活動における諸作業のコストを把握し、そのコスト増の真の要因を探り、改善につなげ、利益を創出するという手法になります。廃棄物業界では、図1のような作業コストを把握し、改善活動を行っています。物流業界に置き換えると図2のようなものでしょうか。
また、廃棄物処理現場だけでなくパッカー車やアームロール車といった廃棄物回収車両の原価も正確に把握されています。例えば、廃棄物回収車両をある排出元まで、廃棄物の回収に行き、その後、処理工場までのコスト(原価)は○○円といった具合です。
現在、トラックの原価把握においては、船井総研では簡単にエクセルで算出できるプログラム【簡単に3分でわかる!トラックの原価算出プログラム】を完成させ、お付き合い先の廃棄物収集運搬会社様や物流会社様のトラック原価の把握や改善活動のサポートを行っています。
原則、非売品のプログラムですが、≪03-6212-2933≫までお気軽にお問合せ下さい。
(株式会社船井総合研究所 環境リスクマネジメントチーム 東 新一)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は08年5月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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