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    第83回:バイオ燃料(ジャトロファ)ビジネスの最前線

    2010年12月28日

     
     
     

     化石燃料の代替燃料として今、国内の大手企業を中心にバイオ燃料(ジャトロファ)が注目されています。バイオ燃料にはガソリンの代替燃料となるバイオエタノールと、重油・軽油の代替燃料となるバイオディーゼル燃料があります。バイオエタノール燃料の原料としては、さとうきび、米、とうもろこし、麦、廃木材などがあり、一方で、バイオディーゼル燃料の原料になるのが廃食用油と植物由来のジャトロファ、菜種、パーム、ひまわりなどがあります。


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     このように様々な原料がバイオ燃料となりますが、バイオ燃料の中でも廃棄物由来系燃料は、「廃棄物の奪い合い、買取価格の競争など」からマーケットは縮小傾向にあります。また、食用&植物由来系は「食とのバッティング」が常に取り沙汰されてしまうため、世論が得られないと難しいでしょう。今注目されているのが、「食物とのバッティング」が生じない非食用&植物由来系のバイオ燃料、ジャトロファです。
     ジャトロファとは、高温多湿の熱帯地方に生息する、高さ5mほどの落葉低樹です。主な特徴としては、干ばつや害虫にも強く、痩せた土地や年間雨量400mm以下の土地でも生息が可能です。ジャトロファビジネスは、マーケットとして魅力的な要素を持っていますが、まだまだ導入期のビジネスです。導入期であるがゆえに、事業実施主体での事業運営面、安定供給面、オイルの品質面などにおいて、今後十分に改善していく必要があります。
     実際、「安定供給が確保されていれば、ジャトロファオイルを導入したい」、また、「ジャトロファビジネスの事業化を推し進めたい」とお考えの企業様は、多数いらっしゃるのが現状です。物流業界でもバイオ燃料に興味を持たれ、情報収集を積極的にされている企業様もいらっしゃるのが現状です。まだまだ導入期のビジネスですが、数年後市場が拡大し日本でも普及する可能性の高い次世代燃料ジャトロファに注目する価値は大いにあります。
    (株式会社船井総合研究所・岡崎聡志)
    ☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com
    ※記事は09年11月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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