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    第110回:農業参入時の新たな農産物販売手法

    2011年9月20日

     
     
     

     「農業参入したいけどどうしたらいいでしょうか?」今年に入り、そんなお話をいただくことが多くなりました。企業からの農業参入が急増している状況です。しかし、農業といってもいろいろな農業があります。一般の路地栽培、ビニールハウス栽培、水耕栽培、植物工場、さらに○○農法というものまで考えると、本当に多岐に渡っている状況です。


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     そんな中、化学肥料の原料等、資源の無い日本で今後取り組むべき農業というと、食品廃棄物や家畜の糞尿を活用した「循環型農業」だと考えています。そして、こうした農業参入時の大きな成功要因としては、農産物販売先の確保だと言えるでしょう。単に、価格勝負にならないためにも、有機栽培に取り組むなど、品質向上を目指すことも大事ですが、環境貢献を訴求することで販売促進につなげることも出来るのです。
     弊社では、「CO2カットフーズ」というブランドを立ち上げました。「CO2カットフーズ」とは、食品廃棄物をリサイクルした肥料を用いて生産した農産物です。この農産物の購入により、焼却される食品廃棄物が削減され、CO2の削減につながるというわけです。まさに、食卓で出来る環境貢献活動と言えます。こうした取り組みは、取り組んでいる生産農家に利益をもたらし、焼却場の運営費(税金)の削減にも繋がっていきます。地域循環にとって、良いことが多く、善循環が促進されていくことになるのです。
     循環型社会が求められている昨今、食品循環に限らず、様々な循環型ビジネスはこのような最終製品の流通がポイントになっていると考えられます。販売方法を工夫し、循環ネットワーク全体にメリットのある取り組みを構築していくことが重要になってくるのです。
     改めて、食品循環ネットワーク成功の鍵は”農産物販売”だと認識し、私どもの取り組みにおいても、貪欲に循環型農業の生産技術向上に向けた研究を追求していきたいと思います。
    (株式会社船井総合研究所・山田浩太)
    ☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com
    ※記事は10年10月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    船井総合研究所

    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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