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    第144回:部門別採算管理制度の導入

    2012年5月22日

     
     
     

     私のクライアント先で、営業利益率がこの2年間で大幅に改善した企業があります。売り上げが伸びた訳ではなく、一方で人件費を削減するようなコスト削減をした訳でもありません。部門別採算管理制度を導入したことが一番の理由です。


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     同制度とは、営業収支を会社全体で管理するのではなく、部門ごとに管理する手法です。通常は、会社全体で業績を判断しますが、部門ごとに業績を判断することになります。
     具体的には、運輸部門・倉庫部門・製造部門・営業部門などの部門に分け、その一つひとつの部門を一つの会社として位置づけ、管理します。なお、ここで言う管理とは、特別なことをする訳ではありません。ただ単に数字を把握するだけです。ただし、把握する数字は、営業利益(損失)であるということがポイントでしょう。
     ドライバーや各業務の担当者は、自分の業務の粗利については把握しているケースがあるかと思います。しかし、営業利益(損失)となると把握していないケースが多いようです。営業利益(損失)は、粗利から会社全体でかかっている経費(固定費)を差し引いた本業の儲けを示す一番重要な数字です。つまり、この数字まで把握できるように管理することが重要なのです。
     冒頭にお伝えした営業利益率が改善した企業ですが、部門別採算管理制度を導入することで、各部門の利益率が改善し、結果として会社全体の利益率改善へとつながったのです。変化としては、部門長クラスの数字に対する意識が向上したこと、以前に比べ経営者感覚が根付いたことでしょう。
     部門の営業収支が以前に比べ身近なものとなったため、目標利益を意識しながら数字を追うようになったことが起因していると思います。会社の収益改善は、どの企業も悩むところではありますが、同制度の導入をぜひ検討して下さい。
    (株式会社船井総合研究所・下川譲)
    ☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com
    ※記事は11年7月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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