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ブログ・船井総研ロジ
第224回:「好き」を育てる
2013年12月9日
いわゆる「職人」がメーンプレーヤーの業種の場合、その職種に憧れを抱いている人、その仕事が好きな人を採用すべきです。「好きこそものの上手なれ」で、一生懸命に技術を追求する、望ましい職人になるでしょう。
しかし、教育的な観点では、仕事を好きになること以上に、会社を好きになるように持っていくべきだと思います。自社の社風や仲間を好きになれば、自分自身の目的・目標を会社のそれらと重ね合わせて、発展させられる人財となるからです。
運送会社の場合でも、トラックや運転が好きなだけの人は、会社のビジョンや方針と合っているかは問わず、自身の業務だけに集中してしまう傾向にあります。また、簡単に辞めてしまう人でもあります。なぜなら、同業他社でもトラックの運転はできるからです。さらに、そういう人は部下や後輩を育てることを嫌がります。「自分は、そんなことをするために入社してきたわけじゃない」という主張です。世に言う「職人根性」です。
会社を好きになるための教育は非常に重要だと思います。具体的には、初期教育、およびその後のフォロー教育のカリキュラムに次のような項目を入れて、しっかり作り込むことが必要です。
(1)経営理念・ビジョン(2)会社概要(3)自社の強みと戦略(4)創業からの歩み・沿革(5)経営トップのプロフィール・半生(6)各経営幹部のプロフィール・半生(7)社員満足につながっている特徴
(船井総合研究所・橋本直行)
☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net」
※記事は13年3月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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