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ブログ・船井総研ロジ
第280回:ホームページを見る割合
2014年12月28日
ホームページ上での、求職者向け情報の充実度が、近年の人材採用における要諦です。また、その重要度は、今後ますます高まっていきます。若い世代になればなるほど、生まれたときや学生時代からパソコンやスマホが普及しており、何か調べ物をするときは、まずはインターネットで検索、という人が増えてきています。
実際に、その会社に応募する前後で、ホームページを見る人の割合は86.4%という結果も出ています。応募者の家族もホームページを見るケースも多いので、家族を含めるとほぼ100%に近いのではないでしょうか。
社名で検索してもホームページが出てこなければ、その86.4%のうち、応募することをやめてしまう人もいるでしょう。つまり、ホームページがなければ、残りの13.6%の人たちに向けて採用活動をしているようなもので、なかなか効率が上がりません。また、ホームページがあっても、採用情報ページに載っている内容は募集要項のみ、という会社も多くあります。これでは、せっかくどんな会社なのか見にきているのに、ほとんど情報を得られず、応募につながりません。
例えば、先輩社員紹介や1日の流れの紹介など、文章だけでなく、写真や動画も活用し、仕事や社内の様子を詳細に公開するとよいでしょう。
具体的には、給与や就業時間などの募集要項以外で求職者が求めている情報は、(1)仕事(2)会社(3)社長(4)社員(5)社風の五つに集約されます。これらの切り口から、どのように自社の良さを伝えるのか、ぜひ一度検討してみてください。
これだけの内容が事前にわかれば、求職者からすると問い合わせのハードルは大きく下がります。
(船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net」
※記事は14年8月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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