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ブログ・橋本 直行
【土俵に乗る準備】
2009年3月22日
時流の変化に適応し、企業を発展させ続けるためには、取扱商品に
こだわってはいけません。
顧客にこだわり、「顧客の競争力強化のために、もっと何かできない
だろうか?」と、常に自問自答し続けなければなりません。
しかし、自社は新しい商品を提案したくても、顧客が貴社からその
提案を受けることに違和感を感じ、土俵に乗らせてもらえないときも
あります。
例えば、最近の省エネ法の改正によって、一定の要件を満たす企業に
エネルギー管理の義務が課せられました。
これにより、省エネ関連の商品・サービスの需要が高まっています。
対象となる顧客層と取り引きのあるBtoB企業は、今までの商品に
こだわらず、省エネを切り口にした営業展開を図るべきです。
しかし、このときにネックになるのが、顧客から「なぜ貴社が省エネ
提案を?」という疑問を持たれることです。
商談の土俵に乗るのが、難しい場合があります。
顧客側が、今までの貴社との取引内容を超えたイメージを持てないと
いうことです。
そのような状況に陥らないためには、自社が既存の枠に囚われない
先進的な企業だという認識を持っておいてもらうために、定期的な
情報提供の仕組みを構築しておく必要があります。
ニュースレターやメールマガジンを発行し、新商品がまだアイデアの
段階から、「今、こんなことを考えています」というニュアンスで
お伝えしておくのです。
そうすれば、いざというときに、土俵に乗れる可能性が高まります。
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本号で触れたとおり、省エネ法の改正により、環境関連の商品や
サービスのニーズが、さらに盛り上がっています。
3月25日(水)の〈無料説明会〉にて、物流企業向けに、そういった時流
への適応方法について、バシッと提案いたしますので、まだご都合の
つけられる方は、ぜひお越しください。 -
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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